投資

投資資金と気持ちに余裕ができたら、いくつかの投資先に分散して投資する方法も考えていきましょう。

前回まで毎日百円を30年間と65年間投資信託を買付、年6%運用していくらになるかを考えてきました（0年から投資を始める計算なので実際は31年間、66年間）。それで運用後の総額に対して元金がいくらなのかを見てみましょう。

子供が生まれたその年から毎日百円分の投資信託を買い付けたら、その子が定年退職する65年後にどうなっているのかを計算してみました。

元金と利息両方に利息が付くのが複利、元金にのみ利息が付くのが単利です。ここでは100円の元金が、年6%の利回りでどう増えていくのか、複利と単利で比べてみたいと思います。当たり前ですが、100円の6%は6円ですので1年目はどちらも106円になります。では表を見てみましょう。

定期的に投資するのであれば、投資信託を一定口数買う定期変動額投資よりも毎回同じ額を投資する定期定額投資（その時の単価により購入する口数が変わる）の方が、単価を下げることができます。

「バンガード・S&P500 ETF」（上場投資信託）の業種別投資先を見てみましょう。企業別トップ10ではIT系企業が占めている印象がありましたが、業種別で見てみるとヘルスケア（医療・健康等）が14.7%とダントツ1位です。

世界最大の家庭用品・日用品等の一般消費財を製造販売する企業です。身近な製品ではアリエール、ファブリーズ、赤ちゃん用品ではパンパース、美容系ではパンテーン、SK-Ⅱ。「P&G（ピーアンドジー）」という名前の方での通りが良いかもしれません。

設立は1958年、バンク・オブ・アメリカがBANK AMERICARD のサービスを開始、その後BAICにブランド名が変わり、1976年に現在のVISAになりました。言うまでもなくクレジットカードのVISAです。

バークシャー・ハサウェイは元は紡績会社、のち保険会社となりました。保険は掛け金を先にもらい、保険金を後で払う「フロー」というという収支の時間差を利用して投資をしていく企業形態です。

ジョンソン・エンド・ジョンソン、この企業の日本法人のホームページを見ておいた方が良いのではないでしょうか。「ワクチンへの道」と銘打って、2020年最大の話題、新型コロナウイルスに企業としてどう取り組んでいるのかを特集しています。