ドルコスト平均法で配当利回りどうなる?

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楽々毎日百円投資術!

こんにちは!

ug(ゆーじ)です。

前回下記のように書きました。

>毎日定額買付けた場合、株価が下がった時には多くの口数を買うことができ(ドルコスト平均法)、株価が上がった時は少ない口数しか買えません。全体として買付単価が下がり、結果、配当利回りも平均の約1.59%より高くなる可能性があります。

投資信託を毎日定額で少しずつ買うとなぜ平均より配当利回りが良くなるのかについて考えます。

私が毎日百円ずつ購入しているSBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドを例にとって考えてみましょう。この投資信託は2019年9月26日から運用が始まりました。2020年12月初旬で14か月と半月ほどたっています。10,000円から始まった基準価額は最も低くなったのが7,742円 (20/03/24)です。対して最も高くなったのがつい先ごろ、12,175円 (20/12/07)です。下に2,258円上に2,175円ということになります。お気づきのように上下に似たような幅で動きながら経済発展に伴って少しずつ上昇していくのが大抵の国での株価の特徴です。日本は1989年末の日経平均最高値の3/4にすら未だ戻っていません。これは経済政策のまずさの表れですね。私が日本株インデックス投資信託を買う気にならない理由の一つがこれです。

※2022年4月現在は、投資の指標とするために日本株インデックス投資信託を毎日少額購入しております。

それではわかりやすく3回の買付で計算してみましょう。運用開始時、基準価額10,000円時の一口の価格は1円です。100円で100口買えたことになります。次に最も安くなった7,742円の時は一口の価格が0.742円になります。129口買えたことになります。最後に最も安くなった12,175円ですが、一口の価格が1.2175円になりますので82口買えたことになります。計三回の買付で使ったお金が300円、買付けたのは311口となります。たまたまではないかとお考えの方もいらっしゃるかと思います。そのような方は当ブログのドルコスト平均法について書いた記事をお読みください。

ドルコスト平均法1

続き

ドルコスト平均法2

結び

ドルコスト平均法-結び

それでは計算します。

前回の記事でお話ししたように2020年のS&P500配当利回りは1.59%です。1口に月1.59%の配当が得られるということです。その値を元に計算すると次のようになります。

1.59×311/300=約1.64

となります。毎日定額でS&P500投資信託を買付けた場合、配当利回りは単純な利回りである1.59%より高い、1.64%になることがおわかりいただけたことと思います。もちろん基準価額の上下で儲けるキャピタルゲインにおいても同様のことが自然と行われます。それがドルコスト平均法であり、楽々毎日百円投資術の醍醐味です。毎日少額を定額で買付ける以外の努力は必要ありません。どうですか、楽でしょう。(^^)

次回は2020年度上半期、日本株配当結果についてです。

2020年上半期日本個別株配当報告

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