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楽々毎日百円投資術!
こんにちは!
ug(ゆーじ)です。
欧州連合、東欧、中東・アフリカ、南・東南アジア、東アジア・オーストラリア、ラテンアメリカ・カナダの各地域において、たばこ他、ニコチン含有製品の製造・販売を行う世界最大のタバコ企業です。
最も有名なブランドが「Marlboro」です。日本でも長く販売されているので、ほとんどの日本人がご存じでしょう。他に加熱式たばこブランドとして、アイコス(IQOS)が挙げられます。同ブランドは日本国内加熱式タバコで7割を超えるシェアを有しています。JTの製品が1割程度ですから、ブランド力の差は圧倒的です。
※2021年夏S&P500時価総額順位
※時価総額の順位はその時々の株価により変化します。
フィリップ モリス インターナショナル(PM)
業種:タバコ
株価:90.41ドル(2021年12月7日終値)
時価総額:約1,423億ドル
近年の売上高を見てみましょう。
2018年12月期 約296億ドル
2019年12月期 約298億ドル
2020年12月期 約287億ドル
2021年12月期 約312億ドル(予想)
2022年12月期 約323億ドル(予想)
一株利益5.74730ドル、一株配当/年は5.00ドル、配当利回り5.5304%/年となっています。自己資本比率は-27.53%です。自己資本比率がマイナスということは債務超過ということです。では、フィリップ モリス インターナショナルの経営は危ないのでしょうか。それでは近年の純利益を見てみましょう。
純利益
2018年12月期 約79億ドル
2019年12月期 約72億ドル
2020年12月期 約81億ドル
2021年12月期 約91億ドル(予想)
2022年12月期 約100億ドル(予想)
なんと3割以上という高い利益率を誇っています。これで経営が傾くなどありえません。配当性向(利益に占める配当率)が85%と高いことはあるものの、赤字になるなど本来は考えられない経営状態です。結論を言いますと、同社は借金をして自社株買いを行い株価の維持を図ることで、株主還元しているのです。潤沢な回転資金を確保することでこのような経営形態を保つことができます。このような負債は、アメリカでは「良い負債」と呼ばれ、マクドナルドも同様の経営手法を用いていることで有名です。
S&P500(または全米株式)投資信託を積み立てるということはフィリップ モリス インターナショナルの株主になるということです。
参考記事
良い負債について
21夏S&P500第47位マクドナルド(MCD)良い債務超過!?
昨年同時期調べのデータについての記事です。
次回、
21夏S&P500第58位ブリストル マイヤーズ スクイブ(BMY)
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21夏S&P500第57位フィリップ モリス インターナショナル(PM)
(投資は自己責任で)
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