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楽々毎日百円投資術!
こんにちは!
ug(ゆーじ)です。
Yahoo Japan!ファイナンスの企業概要には「バーテックス・ファーマシューティカルズは米国のバイオ医薬品企業。低分子薬品の発見、開発、製造、商業化に従事する。」とあります。バイオ医薬品とは大腸菌など生物を利用して遺伝子組み換え等の技術を使った高分子薬品です。低分子薬品とは化学合成によって作られた薬品のことなので、バイオ医薬品企業としつつ、「低分子薬品の発見、開発、製造、商業化に従事する」とした説明には疑問がありますね。両方やっているなら、「バイオ医薬品及び、低分子薬品の発見、開発、製造、商業化に従事する」とすべきでしょう。どんな情報でもそうですが、鵜呑みにせず裏を取る努力が必要です。
アメリカ株式指標S&P500時価総額88位、バーテックス・ファーマシューティカルズは1989年設立のバイオ医薬品企業です。マサチューセッツ州サウスボストンに本社があり、アメリカ、カナダ、フランス、ドイツ、イギリスにおいて事業を展開しております。同社が開発・販売している治療薬として収益に貢献しつつ他社が手を出せていない希少な医薬品としては、嚢胞性線維症の根本原因を治療する薬剤「 KALYDECO」が挙げられます。同業他社が手を出さない分野での成果が数字に現れにくい患者を救っています。
※嚢胞性線維症(のうほうせいせんいしょう)とは、親から引き継いだ突然変異遺伝子を原因とする異常な分泌物が体内において産生されることにより、特に肺や消化管が損傷を受ける疾患です。
※時価総額の順位はその時々の株価により変化します。
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バーテックス・ファーマシューティカルズ(Vertex Pharmaceuticals Incorporated)
株価:219.65ドル(2021年3月15日16:00)
時価総額:約571億ドル
近年の売上高を見てみましょう。
2018年12月期 約30億ドル
2019年12月期 約42億ドル
2020年12月期 約62億ドル
2021年12月期 約69億ドル(予想)
2022年12月期 約78億ドル(予想)
一株利益10ドル30.4セント、配当はありません。自己資本比率は驚きの73.60%と安全経営で、売上高も著しく増加しております。同業他社を買収する時に現金を使うことのできる稀有な存在です。同社は自社製ソフトウェアを有効利用することで、効率的な新薬開発を行っています。また、遺伝子組み換えを開発手段とするバイオ医薬品においては法令順守が重要ですが、開発時の文書管理システムに法令問題を解決する過程をも組み込んでいます。それによる効率的な書類管理は、アメリカにおける医薬品を監督する局であるFDA(Food and Drug Administration,米国食品医薬品局:米国保健福祉省傘下)への書類提出にも活かされております。
S&P500投資信託を買うという事はバーテックス・ファーマシューティカルズの株主になるということです。
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次回、
S&P500採用銘柄調査はこちらです。
89位牛耳られるか、それとも株主になるかゴールドマン・サックス
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88位ニッチを狙うバイオ医薬品バーテックス・ファーマシューティカルズ
(投資は自己責任で)
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