21夏S&P500第55位リンデ(LIN)

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こんにちは!

ug(ゆーじ)です。

市場シェアと収益両面において世界最大の工業用ガス会社です。ドイツのLinde AG(1879年に設立)と米国のPraxair(1907年にLinde Air Products Companyとして設立)が2018年に合併、以降、拠点をアイルランド、本社を英国に置いている世界的な多国籍化学企業です。子会社を通じて展開する主な事業は、酸素、窒素、アルゴン、希ガスヘリウム、水素、アンモニア、電子ガス、特殊ガス、アセチレン、および、二酸化炭素など、工業用ガスの製造と流通です。

もう一つの主軸事業として、リンデエンジニアリング(Linde Engineering)があります。酸素、窒素、アルゴン、水素、一酸化炭素、および、天然ガス、LNG、液化石油ガスの処理と製造に関わる大規模なプラントの設計・建設をしています。

※2021年夏S&P500時価総額順位

※時価総額の順位はその時々の株価により変化します。

2021.8時点S&P500トップ100

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リンデ(LIN)

業種:汎用化学品

株価:320.70ドル(2021年12月3日終値)

時価総額:約1,644億ドル

近年の売上高を見てみましょう。

2018年12月期 約148億ドル

2019年12月期 約282億ドル

2020年12月期 約272億ドル

2021年12月期 約303億ドル(予想)

2022年12月期 約424億ドル(予想)

一株利益6.79480ドル、一株配当/年は4.24ドル、配当利回り1.3221 %/年となっています。自己資本比率は55.13%です。ヘルスケア、石油精製、製造、食品、飲料炭酸、光ファイバー、製鉄、航空宇宙、化学薬品、水処理など、幅広い顧客に対して工業用ガスという基礎的化学製品を提供している点が、企業としての強みと言えます。同社は、2017年1月に開催されたダボス会議(世界経済フォーラム)で発足した水素評議会運営グループのメンバー(日本からはエネオス、ホンダ、岩谷、カワサキ、トヨタが運営グループとして参加)として、水素自動車にも投資しています。つまり、世界の方向性を決める企業の一つということになります。

S&P500(または全米株式)投資信託を積み立てるということはリンデ(LIN)の株主になるということです。

参考記事

昨年同時期調べのデータについての記事です。

52位リンデ調べてみた!

次回

21夏S&P500第56位ハネウェル インターナショナル(HON)

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