S&P500トップ10企業特集(バークシャー・ハサウェイ )

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こんにちは!

ug(ゆーじ)です。

S&P500を投資対象としている「バンガード・S&P500 ETF」(上場投資信託)。このETFによって投資されている企業の内、2020年6月現在第8位のバークシャー・ハサウェイを取り上げます。

バークシャー・ハサウェイは元は紡績会社、のち保険会社となりました。保険は掛け金を先にもらい、保険金を後で払う「フロー」というという収支の時間差を利用して投資をしていく企業形態です。バークシャー・ハサウェイの投資は幅広い業種に行われ、過去もたらされた利益と現在の株保有高が膨大なため、世界はこれを投資会社と捉えています。投資先の内、代表的な企業を挙げると以下になります。これは「オバマの賢人」と呼ばれる世界最大の投資家にして同社の経営者であるウォーレン・バフェット氏から株主に宛てた手紙(2020年2月開催の2019年株主総会における収支報告書と言える内容)からの抜粋です。

  • アメリカンエクスプレス
  • アップル
  • バンクオブアメリカ
  • バンクオブニューヨークメロン
  • コカコーラ
  • デルタ航空
  •  JPモーガンチェース
  • ムーディーズ

金融、IT、飲料水、運輸、格付けと、これだけ見ても投資先が多岐にわたっているのがわかります。バークシャー・ハサウェイはClassA、ClassBの二つのタイプの株式を発行しています。この会社の企業価値は1965年からの50年間で約2万倍になりました。結果として、当初から株を保有していた人々の他は、株が欲しくても買えない状況になってしまいました。そのため、数多くのETF(上場投資信託)からの要望により、それまでの1/1500の発行価格でClassB株が発行されることになったのです。このClassB発行が無いと、S&P500という指標を正確にトレースできない状況だったことになります。それほど一つの会社が全米500社の中で大きな地位を占めていたわけですね。今回お知らせするClassB価格を1500倍していただければ元々の株であるClassAの価格がわかります。一株313,500ドル、日本円にして約3,320万円。確かにこの額の株を他企業の株と同数確保するのは大変そうです。

では2020年8月7日20:04時点の株価・時価総額です。

バークシャー・ハサウェイ ClassB

株価209.48

時価総額294,671,194千ドル

2千9百億ドル、2020年8月8日1ドル=105.9円で計算すると30兆円を超える時価総額となっております。さて、バークシャー・ハサウェイについて語るのならば、話のほとんどは経営者であり投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェット氏についてとなります。

ウォーレン・バフェット氏は世界一の投資家であり、世界有数の資産家です。経済雑誌「Forbes(フォーブス)」が発表した、2019年版世界長者番付堂々の3位。初めての経済活動は、当時一本25セントのコーラを6本仕入れ、1本50セントで売った時だそうです。1本当りの儲けは25セントになりますから、総計1ドル50セントの儲けですね。このような活動をする以上、初めから資産家だったわけではなく、極庶民的な感覚の中で育っていった方であることは明白です。

投資を始めたのは11歳の時だそうです。当記事の対象企業であるバークシャー・ハサウェイを1965年に購入、2015年までの間に企業としての価値を2万倍にした中心人物です。尚、この期間の米国株式市場S&P500市場価値は140倍ですから、ウォーレン・バフェット氏の経営手腕がいかに凄いかがわかりますね。

2020年3月現在89歳、投資の神様と呼ばれていますが、本人曰く結構失敗もしているとのこと。今年の株主への手紙にもこのようなくだりがあります。

バークシャーは何十社もの企業を買収してきましたが、その全てを最初は「良い企業」と見ていました。しかし、一部は後にがっかりさせされました。更にいくつかは完全な災害でした。

神様と呼ばれるような投資家ですら、災害と表現せざるをえない買収をしてしまうことがあるわけですね。これは投資家として心に刻むべき言葉でしょう。尚、2020年前半の感染症騒ぎでバークシャー・ハサウェイも航空産業を中心に損金をだしています。どんなに上手くいっている企業に見えても一寸先は闇であることがわかりますね。投資には慎重さが必要です。

さて、バフェット語録というものがあるほど、発言の一つ一つに重みがあります。

いくつか挙げてみましょう。

  • 1ドルのものを40セントで買うことが大事。
  • リスクは自分が何をやっているかよくわかっていないときに起きる。
  • 他人が慎重さを欠いているときほど、自分たちは慎重に事を運ぶ必要がある。
  • 良い銘柄を見つけ、出来るだけ安く買い、良い会社である限りそれを持ち続けること、それが株式投資の極意である。
  • ルール その1:絶対に損をするな。ルール その2:絶対にルール1を忘れるな。
  • 風向きを見ているだけでは金持ちにはなれない。

非常に示唆に富んだことを言われていますね。

1ドル50セントの利益から始まった経済活動の結果、現在10兆円近い個人資産をウォーレン・バフェット氏は保有しています。自身の成功について「非常に若い頃から始めたからこそ、私は成功した」と述べています。10年だけの投資なのか、20年、30年、はたまた50年なのか。同じ投資をするにしても、期間が長い程に資産が増えていくことをウォーレン・バフェット氏は証明しています。

S&P500投資信託を買うということはバークシャー・ハサウェイ株を買うということです。楽々毎日百円投資術を始めたその日から、あなたもウォーレン・バフェット氏の投資仲間の一人です。

次回はあなたも持っているあのカード発行会社を取り上げます。

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