S&P500トップ10企業特集(VISA)
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こんにちは!
ug(ゆーじ)です。
設立は1958年、バンク・オブ・アメリカがBANK AMERICARD のサービスを開始、その後BAICにブランド名が変わり、1976年に現在のVISAになりました。言うまでもなくクレジットカードのVISAです。Value International Service Associationが元になる言葉ですから国際的価値を提供する協会という意味の社名ですね。実はカード発行をVISA本体はしておらず、ライセンス契約をした業者がその責において自身の会員に提供しているとのこと。VISA自身は決済技術を提供している会社であり、VISAという名前によってもたらされる信用こそが、VISAを世界における通貨決済の雄とならしめていることになります。
株価・時価総額を見てみましょう。
2020年8月7日20:04分時点
株価196.36
時価総額331,064,365千ドル
時価総額約3,300億ドル日本円にすると(8月8日1ドル=105.90円計算)約35兆円。日本一大きな企業トヨタ自動車の約1.5倍の企業価値ということになります。
そもそも元になる企業であるバンク・オブ・アメリカの時価総額が現在2,262億ドルですから、親会社と子会社の企業価値が逆転しております。「お金の貸し借りより価値の移動に費用を払いたい」と世界が求めた結果がこの企業の隆盛をもたらしたのでしょう。実際に世界中で買い物をする富裕層がその都度ボストンバッグに札束を詰め込む必要が無いのはVISAの存在あってのことです。成人ならほとんどの人が持っていると言えるほど身近でありながら、国境を越えた価値の移動を担う未来に通じる企業と言えそうです。
余談ですが、VISA ClassA株式の1/5は今もバンク・オブ・アメリカが保有しております。そしてバンク・オブ・アメリカ株の6%以上を保有する筆頭株主がバークシャー・ハサウェイ、つまりウォーレン・バフェット氏の会社です。世界的な企業はこのような形で繋がっているのですね。S&P500投資信託買付であなたもその日からバンク・オブ・アメリカと同じくVISAの株主です。
参考記事
次回は、皆さんご存じアリエール、ファブリーズのあの企業です。
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S&P500トップ10企業特集(VISA)
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