楽々毎日百円投資!
こんにちは!
ug(ゆーじ)です。
S&P500トップ10企業特集最後は、プロクター&ギャンブルです。
世界最大の家庭用品・日用品等の一般消費財を製造販売する企業で、紙・パルプ業界でも世界第二位です。最も身近な製品ではアリエール、ファブリーズ、赤ちゃん用品ではパンパースが馴染みあるブランドですね。美容系ではパンテーン、SK-Ⅱ。日本ではテレビCMで耳にする「P&G(ピーアンドジー)」という名前の方での通りが良いかもしれません。ロウソク業者のウィリアム・プロクター氏と石鹸業者のジェームス・ギャンブル氏の共同出資により1837年に設立された会社です。鳥を飾るのにふさわしい歴史ある企業です。
株価と時価総額を見てみましょう。2020年8月10日20:04現在のデータです。
プロクター&ギャンブル
株価134.10
時価総額333,384,225千ドル
時価総額3,333億ドルは日本円にすると約35兆円となります。(以下、2020年8月11日1ドル=106.10円で計算する)とやはり日本最大の企業トヨタ自動車の1.5倍規模の企業価値となります。凄いですね。製造・販売している商品から考えれば、百年後もこの企業の商品が世界中の人々に必要とされるのは間違いないでしょう。楽々毎日百円投資術でS&P500投資信託を買い付け始めたその日から、あなたもこの会社の株主です。
さて、全500社の内、たった10社についてご紹介しただけでも19世紀前半から21世紀になってできた企業まで、歴史的に見て極めて幅広く企業を捉えていることがわかります。また、一般消費財、決済サービス、そしてパソコン・通信端末を含めた最先端のIT関連と、現代社会から切っても切れない商品・サービスが並んでいることも気が付かれたことでしょう。
S&P500は単に大きな会社の順に500社という訳ではなく、主要産業の中でも業種内最大企業を網羅しています。時価総額でみてもアメリカ企業全体の3/4となる大変大きな指標なのです。ある統計に寄れば、2020年6月現在で米国市場全体の時価総額は26.8兆ドル。その3/4がS&P500ですから20兆ドル強。日本円にして2,122兆円と膨大な金額となります。
もう一つ、特定企業ではなくS&P500に見られるような、数多くの企業に対して投資していく利点について簡単に説明させていただきます。今現在世界に知られた企業であっても1社のみであれば時に倒産の危機にさらされる危険があります。でもS&P500採用企業500社全てが倒産するようなことはありえませんね。もちろんS&P500のような包括的な指標に投資しても時折の大暴落に遭遇することはあります。そこでくじけずに投資を続ける辛抱強ささえあれば、長い目で見て経済拡大の波に乗れることは想像に難くありません。
参考
2021年同時期の情報です。
次回は、業種別投資割合を見てまとめとします。
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S&P500トップ10企業特集(プロクター&ギャンブル)
(投資は自己責任で)
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