99位エネルギー関連の試金石ドミニオン・エナジー

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こんにちは!

ug(ゆーじ)です。

そもそも18世紀末にヴァージニア州とその周辺の州の河川に作られた工業用ダムが始まりです。1909年にヴァージニア・レールウェイ・アンド・パワー・カンパニーが設立。鉄道事業および電力・ガスを地域住民と地域企業へ供給する大きな組織となりました。原子力発電で知られるストーン・アンド・ウェブスター傘下になったのが1925年、同社資本下を離れたのが1947年です、以降、独立した企業としての道を歩みます。1983年にガス・電力エネルギー事業を子会社とする持ち株会社、ドミニオン・リソーシズ(Dominion Resources, Inc.)となりました。その後、エネルギー企業買収と油田売却を繰り返し、事業を整理集約した後、2017年に現在の企業名であるドミニオン・エナジーとなりました。現在は原子力発電とLNG(液化天然ガス)発電を主体事業としています。

本社はバージニア州・リッチモンド所在です。ヴァージニア州だけでなく、サウスカロライナ州、ノースカロライナ州、オハイオ州、ウエストヴァージニア等の州で電気とガスを供給しています。

※時価総額の順位はその時々の株価により変化します。

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ドミニオン・エナジー(Dominion Energy Inc.)

株価:77.42ドル(2021年4月14日16:10)

時価総額:約624億ドル

近年の売上高を見てみましょう。

2018年12月期 約112億ドル

2019年12月期 約144億ドル

2020年12月期 約142億ドル

2021年12月期 約156億ドル(予想)

2022年12月期 約164億ドル(予想)

一株利益マイナス0ドル37.68セント、一株配当は2ドル52セントです。配当利回りは約3.25%です。赤字の中での配当は厳しいですね。この赤字は米国における電力自由化が影響しているのでしょう。自己資本比率は29.09%です。

ドミニオン・エナジーは2020年夏に世界屈指の投資企業であるバークシャー・ハサウェイに天然ガスの貯蔵・輸送資産を97億ドルで売却することで合意しております。この事業売却で得た資金をどのように事業に活用していくのか、注視が必要です。

現在、アメリカでは原子力発電の廃棄物処理費用の高騰により、原発の廃炉と天然ガス・火力発電所建設の方向に動いています。世界屈指の投資家ウォーレンバフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイはアメリカにおける天然ガス産業を買収し続けて、既に同分野でトップの天然ガス資産を保有する企業となっております。果たして今後伸びないと考えられる企業の株を投資家が買うでしょうか。天然ガスを燃やせば当然二酸化炭素が出ますが、放射線のように人体に有害なわけではありません。二酸化炭素は植物に取り込まれ、炭水化物として人間が生きていく上で欠かせない栄養素となるということを世界最大の農業国であるアメリカは当然知っています。「二酸化炭素をゼロに」と本気で騒いでいるのは、実は日本の大臣だけかもしれませんね。天然ガス関連資産を売却するドミニオン・エナジーと買収するバークシャー・ハサウェイ。時代がどちらに有利に進むかを見極めることは、今後のエネルギー関連企業の行く末、そして、世界の進む方向を占う上で必要不可欠となります。

S&P500投資信託を買うという事はドミニオン・エナジー(と、バークシャー・ハサウェイ)の株主になるということです。

参考

バークシャー・ハサウェイ関連記事

ウォーレン・バフェット氏―神様の影響力

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