52位リンデ調べてみた!

スポンサーリンク


楽々毎日百円投資術!

こんにちは!

ug(ゆーじ)です。

リンデ(Linde plc)は工業系持株会社です。子会社は工業ガス製造装置設計、製造、販売を手掛けています。具体的に提供している製品は大気ガス(酸素、窒素、アルゴン、希ガス)およびプロセスガス(二酸化炭素、ヘリウム、水素、電子ガス、特殊ガス、アセチレン)です。工業ガス世界最大手となります。他に医療製品、医療機器ヘルスケア、石油精製、製造、食品、飲料炭酸、光ファイバー、製鉄、航空宇宙、化学薬品、水処理など、さまざまな業界向けの製品を提供する企業と言えます。

私達の手元に届く工業製品は必ずどこかの工場で作られています。最近は情報系企業の時価総額だけが注目を集めていますが、工場向け製品を扱う企業がS&P500時価総額において52位にいることは喜ばしいことですね。

※時価総額の順位はその時々の株価により変化します。

リンデ(Linde plc)

株価:250.95ドル(2020年12月10日20:04)

時価総額:約1,317億ドル

近年の売上高を見てみましょう。

2017年12月期 約114億ドル

2018年12月期 約148億ドル

2019年12月期 約282億ドル

2020年12月期 約270億ドル(予想)

2021年12月期 約287億ドル(予想)

2019年12月期に倍近い伸びをみせています。これはドイツを本拠とするLinde AGとアメリカに本拠を置くプラクスエア、二つの化学工業企業統合によるものです。そもそもリンデは技術者であるカール・フォン・リンデにより1878年に設立された会社が元となっています。実はプラクスエアもカール・フォン・リンデにより設立された企業です。兄弟が手を取り合ったことになります。親として、持ち株会社として経営を取り仕切るリンデ(Linde plc)はイギリスを拠点としています。

今期一株利益は4.ドル87.8セント、配当は一株に付き3ドル85.2セント。今期については利益の約79.0%を配当に回しています。配当性向8割近くとなります。この数字は今後も配当が維持できるかどうかという点で見るとやや心もとないです。化学系企業は研究開発費がかかりますので利益に占める配当率が高いと時期経営のための研究面で弱い印象が否めないと考えます。とは言え、リンデはあくまで持株会社です。研究開発するのはあくまで子会社であり、研究費は経費として計上されていることを思えば、配当性向の高さを否定するものではありません。配当利回りは現在のところ約1.535%で、S&P500全体よりやや低い程度です。

自己資本比率(負債と純資産を合わせた総資産に占める純資産の割合)55.92%と経営健全性も確保されています。

S&P500投資信託を買付けるということはリンデの株主になるということです。

参考

21夏S&P500第55位リンデ(LIN)

次回、

53位テキサス・インスツルメンツ調べてみた!

「楽々毎日百円投資術」を始めたくなった人は「即、実行!」へ。

即、実行!

当ブログの最初の記事から読みたい方は「一番最初の記事に行く」へ。

一番最初の記事に行く

52位リンデ調べてみた!

(投資は自己責任で)

投資リスク

スポンサーリンク

シン・レンタルサーバー

コメント

タイトルとURLをコピーしました