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楽々毎日百円投資術!
こんにちは!
ug(ゆーじ)です。
米国株式指標S&P500時価総額71位はイントゥイットです。同社は中小企業、消費者、会計士、金融機関向けに会計・確定申告ソフトを提供するソフトウェア開発販売企業です。製品は従来のパッケージ型とクラウド上で動くSaaS型両方を扱っています。米国中小企業向け会計ソフト「QuickBooks」の同分野におけるシェアは実に90%を超えます。設立は1983年、本社はアメリカ合衆国カリフォルニア州マウンテンデューにあります。全世界における従業員数が9,400人と、時価総額1,000億ドルを超える企業としては驚くほどの少なさです。米国外にも営業拠点がありますが、収益の95%がアメリカ国内に因るものです。
※時価総額の順位はその時々の株価により変化します。
イントゥイット(Intuit Inc.)
株価:374.80ドル(2021年1月26日20:00)
時価総額:約1,027億ドル
近年の売上高を見てみましょう。
2018年7月期 約60億ドル
2019年7月期 約68億ドル
2020年7月期 約77億ドル
2021年7月期 約89億ドル(予想)
2022年7月期 約103億ドル(予想)
驚くほど順調な売り上げの伸びが見て取れます。一株利益7ドル44.79セント、一株配当は2ドル36セントです。配当利回りは約0.63%です。自己資本比率は51.44%とかなりの健全経営です。同社は2012年から9年連続増配しております。それにも関わらず配当性向(利益に占める配当支払い額)は約31.7%と、かなり余裕があります。また、自社株買いも積極的に行っており、インカムゲイン(配当支払い)キャピタルゲイン(株価上昇)両面における株主利益還元を積極的に行っています。2016年1月の株価は90ドル台、2021年現在が374.80ドル(2021年1月26日20:00)ですから、ここ5年間で4倍ほどの上昇を見せています。
2020年春には消費者向け信用情報サイトを運営しているクレジット・カルマを買収しております。クレジット・カルマはサイトにアクセスした消費者に信用点数・データ漏えいについての警告・確定申告などのサービスを無料で提供し、信用点数に基づいて金融商品を提案し、それらの申し込み手続きを代行することで収益を上げている企業です。自社の会計・確定申告ソフトの顧客として引き込むための窓口としては、利点のある買収です。
このように現時点での事業内において充分な利益を上げつつ、次なる戦略も練り確実な利益を上げている企業、それがイントゥイットです。
S&P500投資信託を買うという事はイントゥイットの株主になるということです。
参考
21夏S&P500第59位イントゥイット(INTU) ソフトウェア
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↑eMAXIS SLIM米国株式(S&P500)買付可!↑
次回S&P500時価総額72位の企業です。
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71位5年で株価4倍9年連続増配イントゥイット
(投資は自己責任で)
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