楽々毎日百円投資!
こんにちは!
ug(ゆーじ)です。
今回はアメリカ株式指標S&P500採用銘柄時価総額第17位のアドビを取り上げます。設立1982年、本社はカリフォルニア州サンノゼにあります。映像・音声・画像加工に必要とされるソフトを提供するソフトウェア会社です。必要とされる機能を漏らさず網羅し続ける凄い企業です。
アドビとは「日干しレンガ」のことです。日干しレンガを積み上げるという地道な作業に邁進し続ける企業であることを否定できる人は世界にいません。
※時価総額の順位はその時々の株価により変化します。
アドビ(Adobe Incorporated)
株価471.35ドル(2020年9月11日20:04)
時価総額:約2,261億ドル
気になる当社製品を見てみましょう。Acrobat readerでファイル開いたことない人いらっしゃいますか?(いたとしても使ったことに気がついていないだけではないのでしょうか)
- Photoshop デスクトップで、美しい画像、グラフィックス、アートを編集、合成できます。
- Illustrator 美しいイラストの作成に必須。ベクターイメージ(画像形式、つまりはベクトルなどの数式で表現・保存されるため、拡大しても隅まで綺麗)使えます。
- InDesign ページデザイン、レイアウトのためのツールです。
- Acrobat Pro DC ビジネスで使わない人のいない「PDF」の作成、編集、注釈、署名をどのデバイスからでも使えるソフト。読むだけならAcrobat readerです。
- Dreamweaver スマホ、PC、タブレットなど、どの媒体を通しても美しく表示できるウェブサイトを制作・管理できます。
- Premiere Pro モバイルから4Kまで網羅できる動画編集ソフトです。
- After Effects モーショングラフィックス、VFXを制作できる動画編集・合成用ソフトです。
- Audition 音、音楽を合成できる音声編集ソフトです。
- InCopy 例えばデザイナーと編集者が同時に同じドキュメントに簡単な作業ができ、お互いの作業同志影響を与えずに保存できる優れものソフトです。
- Adobe XD ウェブサイト、モバイルアプリ、音声インターフェイス、ゲームなどのデザインを複数人で同時に作業を進められる高効率ソフトです。
沢山挙げましたが、これでも全体の一部です。ug若かりし頃、このようなソフトはCD-ROMで購入、インストールが当たり前でしたが、今はネットで直接ダウンロードしてすぐ使えます。お試しで一定期間試用することもできますし、1年~3年などの期限付き使用権のような利用形態もありますね。単体でも購入できますし、全て一括購入するコンプリート購入もできます。必要とする人に商品を提供しやすくすることにも力を入れています。これは商売する上でとても大事な点です。
画像・映像の世界は年を追う毎に精細化しており、求められる質は既に個人レベルを超えています。4K、8Kと高画質、高精細化すればするほど、細部への作り込みが必要になるからです。世界の3か所に作業場を置いて8時間ごとにバトンタッチして24時間作業を進める。しかも一つのファイルを同時に加工できる。一つの作品に多くの人が関わってようやく求められる質を超えられるのが現代の画像映像クリエイトの世界です。
Adobe Creative Cloudサービスはクラウド上の保存領域(ストレージ)も利用形態毎に割り当てられていて、世界のどこにいても24時間加工できる利便性の良さです。クラウド上のドキュメントとデスクトップフォルダ内のそれを常に同期させることができるので、遠くの部署とのファイル共有・共同作業が難なくできるのです。複数人同時作業できる環境の提供をアドビは既に達成しております。
「今時クラウドサービスなんて当たり前」
そう思われるかもしれません。しかし、当たり前のことを当たり前に利用できるようにするには、顧客が必要とするものを用意しようという「意欲」がまず必要です。そして、実際に形にするにはプログラミングあってこそですから「資本の投下」が欠かせません。しかも正しい方向性に則って時代を先取りする先見性がないと、時代が求める時にジャストでシステムを届けることができません。
現代が求める高画質高精細化が抱える問題点全てについての回答をアドビは導き出しています。
「こうできたら」
を形にする企業がここにあります。
S&P500投資信託を買うということは、アドビの株主になるということです。
参考
2021年同時期の順位と売り上げ
次回はクラウドコンピューティングの体現者、一つのシステムで一元管理を実現した企業を取り上げます。
「楽々毎日百円投資術」を始めたくなった人は「即、実行!」へ。
当ブログの最初の記事から読みたい方は「一番最初の記事に行く」へ。
アドビ(Adobe Incorporated)調べてみた
(投資は自己責任で)
スポンサーリンク
コメント