21夏S&P500第72位レイセオン テクノロジーズ(RTX) 航空宇宙 & 防衛

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こんにちは!

ug(ゆーじ)です。

日経平均とマザーズ市場が別の動きをしています。後々、「あの時が分岐点だった」と言われるのはこのような時かもしれません。一部だけを追うのではなく、出来るだけ広い分野について動向を探りながら、慎重に投資する姿勢を貫きたいものですね。

レイセオン テクノロジーズはユナイテッドテクノロジーズとレイセオンカンパニーの合併によって2020年にできた企業です。売上高でボーイングに次ぐ世界第2位の航空宇宙防衛会社になります。航空機エンジン、アビオニクス(航空機用電子機器)、航空構造物、サイバーセキュリティ、誘導ミサイル、防空システムなど、航空宇宙と防衛分野に技術レベルの高い製品を研究、開発、製造しています。軍需においては米国政府との取引が売り上げの多くを占めています。

※2021年夏S&P500時価総額順位

※時価総額の順位はその時々の株価により変化します。

2021.8時点S&P500トップ100

レイセオン テクノロジーズ(RTX)

業種:航空宇宙 & 防衛

株価:90.02ドル(2022年1月4日終値)

時価総額:約1,302億ドル

近年の売上高を見てみましょう。

2018年12月期 約347億ドル

2019年12月期 約453億ドル

2020年12月期 約566億ドル

2021年12月期 約646億ドル(予想)

2022年12月期 約703億ドル(予想)

一株利益2.22420ドル、一株配当は2.04ドル/年です。配当利回りは2.2662 %/年となります。自己資本比率は37.75%です。

純利益

2018年12月期 約53億ドル

2019年12月期 約55億ドル

2020年12月期 約-35億ドル

2021年12月期 約55億ドル(予想)

2022年12月期 約64億ドル(予想)

売り上げ高は順調に伸びているものの、2020年は赤字となりました。これはコロナ騒ぎの中で世界中の航空業界が航空機の購入を控え、そのあおりを喰らった上での赤字と言えるでしょう。同社も航空機部門で大幅なリストラクチャリングが行われました。とは言え、軍需・防衛部門は順調に伸びています。ここ数年、米国と中国の対立が激化しています。人類全体で見れば、このようないざこざは勘弁してほしいものですが、軍需・防衛産業にとっては、売り上げ・利益増加のチャンスとなるでしょう。実際に戦争が起こる起こらないに関わらず、米国が戦力増強すれば、それはそのままレイセオン・テクノロジーズにとって、利益に繋がります。

S&P500(または全米株式)投資信託を積み立てるということはレイセオン テクノロジーズの株主になるということです。

参考記事

昨年同時期調べのデータについての記事です。

70位軍需・航空・宇宙産業レイセオン・テクノロジーズ

次回

21夏S&P500第73位アメリカン エキスプレス(AXP) 消費者金融

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