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楽々毎日百円投資術!
こんにちは!
ug(ゆーじ)です。
個人向けパーソナルコンピュータ及び、データセンター向けCPU(中央演算装置)の分野で世界を牽引してきた、半導体業界において世界最大級の企業です。近年は製造・技術力面で後れを取り、個人向けCPUにおいてAMDにシェアを奪われ、データセンター向けCPUではNVIDIAに参入される展開となっており、創業以来の苦境に陥っています。
※2021年夏S&P500時価総額順位
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インテル(INTC)
業種:半導体
株価:51.55ドル(2021年11月8日終値)
時価総額:約2,066億ドル
近年の売上高を見てみましょう。
2018年12月期 約708億ドル
2019年12月期 約720億ドル
2020年12月期 約779億ドル
2021年12月期 約736億ドル(予想)
2022年12月期 約733億ドル(予想)
一株利益5.15090ドル、一株配当/年は1.39ドル、配当利回り2.6964%/年となっています。自己資本比率は54.79%です。2021年、2022年の2年連続売り上げ減予想という厳しい状況となっております。しかし、長年の粗利益率60%から下がったとは言え、粗利益率50%維持は製造業としては圧倒的です。そして2021年、新たなCEOに就任したパット・ゲルシンガー氏の下で同社は受託製造サービスを打ち出しました。つまり、自社製品を一括設計・製造・販売しつつ、他社製品の製造をも引き受けるということです。これまでの半導体業界は、製造・販売を一括して行う「垂直統合型(従来のインテル)」、製造は他社の工場に任せて設計と販売に注力する「ファブレス」、ファブレスメーカーから製造を受託する「ファウンダリー」という三つの経営モデルが存在しておりました。台湾、中国、韓国等の東アジアの国々がファウンダリーとなって世界に半導体を供給するようになって久しい中、北米・欧州に多くの工場を持ち垂直統合型企業であるインテルがファウンダリーを受託するということは、今後の半導体世界地図を塗り替える可能性を秘めています。インテルから目が離せなくなりましたね。
S&P500(または全米株式)投資信託を積み立てるということはインテルの株主になるということです。
参考記事
昨年同時期調べのデータについての記事です。
※時価総額の順位はその時々の株価により変化します。
次回
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21夏S&P500第37位インテル(INTC)
(投資は自己責任で)
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