スポンサーリンク
楽々毎日百円投資術!
こんにちは!
ug(ゆーじ)です。
1940年設立、80年の歴史を持つ名前通り産業ガスと化学の企業です。酸素発生器の販売が第二次世界大戦の勃発・進行と共に業績上昇に寄与しました。酸素、窒素、アルゴン、ヘリウム、水素ガス供給と共に、液化天然ガスプロセス技術および設備の提供も事業の柱の一つです。NASAの航空宇宙事業への水素ガス供給も同社によってなされています。工業ガス米州、工業ガス欧州・中東・アフリカ、工業ガスアジア、工業ガスグローバルと、世界中でガスと化学薬品を供給しています。
本社は、米国ペンシルベニア州リーハイバレーにあります。
※時価総額の順位はその時々の株価により変化します。
スポンサーリンク
エアー・プロダクツ・アンド・ケミカルズ (Air Products and Chemicals, Inc.)
株価:284.36ドル(2021年4月9日16:10)
時価総額:約629億ドル
近年の売上高を見てみましょう。
2018年9月期 約89億ドル
2019年9月期 約89億ドル
2020年9月期 約89億ドル
2021年9月期 約96億ドル(予想)
2022年9月期 約104億ドル(予想)
一株利益8ドル53.02セント、一株配当は6ドル00セント、配当利回りは2.11%、配当性向は70.33%と高い値となっておりますが、これだけ規模の大きな企業ですと、残りの30%でも相当に大きな先行投資資金になりそうです。事業停滞の心配は無いと言えるでしょう。自己資本比率は52.44%と、財政的には健全な数字が挙がっております。2018年から20年の売上高については横ばい傾向ですが、今後については上昇予測となっております。
ホームページを見ると、炭化水素のガス化、炭素回収、車両用水素燃料供給等、現在世界中でムーブメントとなっている脱炭素に向けての働きかけに意欲的に取り組んでいるのがわかります。
炭素は植物に摂取されることで食料として人のエネルギーとなっています。炭素を封じ込めるということは穀物生産高が減るということになります。社会の方向性が正しいかどうかはともかく、世界の潮流に乗っていることは間違いないので、今後株価が上がる可能性もあるでしょうね。仮に現状維持だったとしても、S&P500採用銘柄の中ではまずまずの配当利回りです。いずれにせよ、このような実需の企業がS&P500のトップ100に入っているのは喜ばしいことですね。
S&P500投資信託を買うという事はエアー・プロダクツ・アンド・ケミカルズの株主になるということです。
スポンサーリンク
↑eMAXIS SLIM米国株式(S&P500)買付可!↑
次回は、S&P500時価総額96位の企業です。
「楽々毎日百円投資術」を始めたくなった人は「即、実行!」へ。
当ブログの最初の記事から読みたい方は「一番最初の記事に行く」へ。
95位脱炭素技術の先駆者エアー・プロダクツ・アンド・ケミカルズ
(投資は自己責任で)
スポンサーリンク
コメント