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楽々毎日百円投資術!
こんにちは!
ug(ゆーじ)です。
何故か、普段数値データを得るのに利用しているSBI証券のホームページでエクイニクスが検索にかかりません。故に、ネット上から得られるデータを出来る範囲で集めてみました。いつもと違う体裁になっていることをお許しください。(2021年3月31日の出来事)
インターネット上の情報は日々膨大な量が生まれています。新たに生まれた情報がどこに保管されるのか、その答えが、エクイニクスが主要業務として運営するデータセンターです。世界中からアクセスできるクラウドサーバーが話題になっておりますが、そのサーバーが設置される場所がデータセンターと言えば理解し易いでしょうか。
データセンターとして必要な要素を挙げてみましょう。
- 場所―サーバーを置く場所が必要です。
- 電源―サーバーに電気を供給する電源が必要です。
- インターネット回線―インターネットにつながる物理的回線が必要です。
- 空調―サーバーは熱を発生させます。そして、多くのサーバーが集まるデータセンターでは、温度管理が必要です。
- 災害防御―地震や洪水等でサーバーが失われたら大変です。災害が起きにくい立地と仮に災害が起きても被害が出ない強固な建物が必要です。
- セキュリティー―情報を盗まれることの無いように部外者が簡単に入ることができないように管理するシステムが必要です。
このような環境が整っているのがデータセンターであり、世界最大級のデータセンター運用会社がエクイニクスです。
エクイニクスの業務にはもう一つの柱があります。それはコロケーションサービスです。コロケーションサービスとは、データセンターで預かったお客様の機器を保守管理して、運用サポートするものです。サーバーは外に開かれた世界ですので、24時間運用が基本です。ですが、一般的な企業が24時間運用するのは大変なことなので、サポートが必要な場合が多いでしょう。エクイニクスのデータセンターであれば、場所を借りるだけでなく保守管理から運用までを依頼できるということです。
アマゾンの「Amazon Web Services」、マイクロソフトの「 Microsoft Azure」、グーグルの「Google Cloud Platform」という巨大なクラウドサービスをはじめ世界の主要なクラウドサービスが、サーバーへの接続ポイントをエクイニクスのインフラストラクチャの上に置いています。世界とつながる線路が交差するプラットフォーム、それがエクイニクスです。
設立は1998年と若い企業です。その後ヨーロッパを手初めに世界各国のデータセンター運用企業を買収して現在の地位にあります。日本においてもエクイニクス・ジャパンとして東京・大阪を中心にデータセンターを運用しています。このブログのデータも、もしかしたらエクイニクスのデータセンターにあるのかもしれません。
本社はアメリカ合衆国カリフォルニア州レッドウッド・シティーにあります。2015年1月からREIT(不動産投資信託)に転換しております。
※時価総額の順位はその時々の株価により変化します。
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エクイニクス(Equinix, Inc.)
株価:674.84ドル(2021年3月30日20:00)
時価総額:約602億ドル
近年の売上高を見てみましょう。
2017年12月期 約44億ドル
2018年12月期 約51億ドル
2019年12月期 約56億ドル
2020年12月期 約60億ドル
2020年の総配当は10ドル64セント、2021年は第一四半期で2ドル87セントなので総配当は11ドル48セントの予想となります。配当利回りは約1.70%です。2020年の一株利益は約4ドル99セントであり1株利益より一株配当の方が倍以上となっております。近年この持ち出しは続いているので、やや心配な材料となります。ただし、自己資本比率は2018年12月期で35.66% %と安定しています。
残念ながら日本のリートにはデータセンター専門の商品はありません。これまで文字・音声・静止画が中心だったデータに動画が加わり、高画質化され、いずれは3Dデータとなって行くでしょう。エクイニクスの需要は高まりこそすれ減ることは無さそうです。
S&P500投資信託を買うという事はエクイニクスの株主になるということです。
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↑eMAXIS SLIM米国株式(S&P500)買付可!↑
次回は、S&P500時価総額92位の企業です。
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91位世界を繋げるエクイニクス
(投資は自己責任で)
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