気になる株調査(三菱商事)2

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気になる株調査(三菱商事)2

楽々毎日百円投資!

こんにちは!

ug(ゆーじ)です。

前回ご説明したように、三菱商事は毎年少しずつ配当を増やしています。現在の株価で株式を手に入れると毎年6%近い配当が手に入ります。これだけ投資家に手厚く配当を出して、三菱商事にいくら残るのかを見てみましょう。実は実際に利益と同等か利益以上に配当を配らざるをえなくなる会社も存在します。そのような会社は、手持ち資金が増えないか、減らすことになりますから、長い目で見たら会社の成長はしなくなってしまいます。ここでする計算は他の会社を調べる時にも必ずした方が良いでしょう。

発行済株式数が約15億9千万株です。内、6.42%が自社株なので配当は不要、配当が支払われる株式数は約14億9千万株となります。

発行済株式数15億9千万株×347.7円(1株利益)=5,528億円

支払われる配当は、

134円×14億9千万株=1,997億円

差引3,531億円が来季への投資へ使える額となります。念のため、減益となる2021年3月期、2022年3月期も見てみましょう。

2021年3月期244.0円×14億9千万株=3,636億円

2022年3月期284.6円×14億9千万株=4,241億円

どうでしょうか。素晴らしい株主還元をしつつ、次の事業に使えるお金が最も景気が悪いと考えられる2021年3月期ですら3千億円以上あることになりますね。三菱商事は現在事業の4割以上が海外です。そして、三菱商事のような商社が現在行っている事業というのは将来有望な事業の買収なのですね。3年で1兆円を超える原資を持つ企業は世界的に見てもなかなか高いレベルだと思います。もちろんこの数字は予測値を元にしたものですが、2020年7月現在の急激な原油価格回復を考えると充分達成可能な数字と感じます。尚、三菱商事の海外事業は4割を超えます。円高になれば見た目の利益が減ることになりますが、それは安く海外の事業を買えるということでもあります。一時的な状況に一喜一憂せずにじっくり腰を据えた投資が出来ると良いですね。皆さんも会社ホームページや四季報などをじっくり見て検討なさってはいかがでしょうか。

注意すべき点が1つあります。株価は常に上下していますから、買った時より値段が下がる時があります。長い年月で考えれば配当等で利益が出るものですが、もし下がった時に売ってしまえば資産は下がり当然配当も入らなくなります。値下がりにすぐ気持ちが耐えられなくて売ってしまうタイプの方は投資を止めた方が賢明です。

ここ数回、配当利回りが高い国内株式についてお話ししております。そして、手に入る株式の配当を投資資金に回すことで、自ら買付資金を用意する必要なく投資信託を自動的に買付けていく方法についてお話ししております。ですが、この資産運用は楽々ではありません。資産増加のためのあくまで参考程度のお話しとご理解いただきますようお願い致します。このブログの趣旨はあくまで毎日少額定額で投資信託を買付ける楽々毎日百円投資術となります。

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次回は、子供がお年玉で買える価格帯の株についてお話しします。

お年玉で買える株調査(銀行株)1

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