お年玉で買える株調査(銀行株)1

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お年玉で買える株調査(銀行株)1

楽々毎日百円投資!

こんにちは!

ug(ゆーじ)です。

前回の三菱商事に続いて、気になる株調査第3弾は「お年玉で買える株調査」です。とその前に、株って何?という方のために簡単なたとえ話をさせていただきます。

世の中の会社を鶏と考えましょう。そして、株とはその鶏を所有する権利書です。株取引の目的は概ね2つの種類があります。

1つ目は鶏そのもので価値を決める取引です。鶏が大きくなるのを期待しての売り買いするので、これから大きくなりそうな会社の株は高い値段で、大きくなることが期待できない会社の株は安い値段で取引されます。

2つ目は鶏が生む金の卵を求めての取引です。どのくらいの量の金を産むかで価値が決まります。沢山金の卵を産む鶏は皆が欲しがるので値段が上がりますし、あまり生まない鶏は、欲しい人が少ないので値段が下がります。そして、金の卵の事を株の世界では配当といいます。ここからの話は金の卵目当て、つまり2つ目の取引についてのお話しです。

前回、前々回は株を手に入れるのに20万円程度のお金が必要な会社について調べました。今回は5万円程度かそれ以下で100株(単位株)買うことのできる会社について説明します。このような安い費用で買える株のことを低位株といいます。その中から利回り5%の卵(配当)を産む株を取り上げてみます。実はugはそういう株の銘柄を相当数保有しています。

「自分が保有している株を勧めて値段を吊り上げるつもりでは?」

と疑われるのはつまらないので、今回は私が持っていない低位高配当株についてお話しします。

「三菱UFJフィナンシャル・グループ」

2020年現在、日本で最大の都市銀行グループですね。実は、他の銀行株も高配当と言ってよい利回りです。実際にいくらなのか見てみましょう。(2020年7月9日午後3時現在の価格)

  • 三菱UFJフィナンシャル・グループ(三菱UFJ銀行)株価417円、配当25円/年予定(利回り6%)
  • 三井住友フィナンシャルグループ(三井住友銀行)株価3,015円、配当190円/年予定(利回り6.3%)
  • りそなホールディングス(りそな銀行)株価368.3円、配当21円/年予定(利回り5.7%)
  • みずほフィナンシャルグループ(みずほ銀行)株価132.8円、配当7.5円/年予定(利回り5.65%)

みずほフィナンシャルグループは一株132.8円なので100株買っても1万3,280円。100株持っていれば大手を振って「私は株主です」と言えてしまいます。決算報告書も届きますし、株主総会へのお誘いも来ます。正直言ってこの額だと子供のお年玉でも買えますよね。凄い!

※みずほ銀行は2021年年初に10株を1株に併合しました。2021年2月現在で100株15万円程度となっております。

毎月買おうかなと考える方もいらっしゃると思います。当然人気株で日々売り買いされる数も日本国内で常に上位です。つまり配当ではなく、株そのものを換金しなければならない場合でも、買い手が付きやすく、売りたくても売れなくて困るようなことのない株と言えるでしょう。

ここで挙げた4つの会社の内、三井住友を除けば全て100株単位で買っても5万円でおつりがきます。しかも配当性向もどれも5%以上。資産として少しずつ保有株数を増やすには手頃な株といえますね。では三菱UFJフィナンシャル・グループの財務内容を調べてみましょう。三菱UFJを取り上げるのは私が持っていないこと、国内銀行最大手で社会的影響力が大きい(つまり潰れる心配が一番少ない)ためです。

  • 株価417円(2020年7月9日PM3:00)
  • 年初来高値586.2円(今年になって1番の高値)
  • 年初来安値380円(今年になって1番の安値)
  • 予想PER9.74倍(時価総額【株数×株価】/純利益、何年利益を積み増せば会社の評価に届くかということ)
  • 実績PBR0.33倍(株価/1株当たりの株主資本、株価が実際の価値の何倍なのかを見る。この倍率だと万が一解散した時は理論上戻ってくるお金が現在の株価の3倍になるのでもの凄くお得な値段の株ということになります)
  • 予想1株配当25円(1株当たりの1年間でもらえる配当金額)
  • 予想配当率6%(配当金額/株価)
  • 2020円3月の配当12.5円(すでに支払われた配当)
  • 2020年9月予想配当12.5円(次回の配当金額の予想)
  • 2021年3月予想配当12.5円(次々回の配当金額の予想)
  • 総資産336,571,379百万円(借入金も含めた資産)
  • 自己資本15,990,834百万円(借入金を除いた資産)
  • 自己資本比率4.8%(自己資本はかなり低いです)
  • 利益余剰金10,855,798百万円(10兆8千億円お金が余っているということ)
  • 資金量232,829,657万円
  • 不良債権654.237万円(回収が難しいということ)
  • 自己資本比率BIS15.87%(分母が貸し倒れの危険性の総量となり、国際業務を行う銀行は8%以上を求められる。基準の倍近い比率なので健全と言える)
  • 調整1株益40.7円(1年間の利益を株数で割ったもの、1株当たり40.7円儲けたということ)

不良債権(貸し倒れしそうな貸付金)が資金量の約0.3%と少ないのは安心材料ですね。

年初来高値と安値の間のどこに現在の株価が位置しているのかをみます。

586.2円と380円の差が206.2円。現在の株価417円は高値に近ければ割高感、安値に近ければ割安感があります。現在の株価は安値から37円高い位置にあり、かなり安値寄りに位置しているので割安感がありますね。経営的に危ない点は自己資本比率が低いこと。

長くなったので続きは次回にさせていいただきます。

お年玉で買える株(銀行株)2

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