国際貨物運送会社ユナイテッド・パーセル・サービス

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こんにちは!

ug(ゆーじ)です。

ようやく物流業をご紹介できます。私は物流こそが経済の血液だと考えています。どれだけ良い製品ができても消費者に届かなければ利益は出ません。また、部品が多く構造が複雑な製品ほど、色々なところから部品を集めて組み立てる必要があります。そして、部品を集めるためには物流が不可欠です。

今回はアメリカ株式指標S&P500、時価総額第47位のユナイテッド・パーセル・サービスを取り上げます。本社はジョージア州サンディスプリングスにあります。設立1907年、伝令を届ける小さな会社が原点です。

※時価総額の順位はその時々の株価により変化します。

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ユナイテッド・パーセル・サービス(United Parcel Service, Inc.)(以下、UPS)

株価163.22ドル(2020年11月9日20:04)

時価総額:約1,167億ドル

この企業の名称の変化を見てみましょう。

1907年にワシントン州シアトルで始まった時がAmerican Messenger Company(アメリカ伝令会社)という名称でした。文字通り伝令を届ける会社だったわけですが、シアトルの極小さな会社がAmericanを使うところに大きな会社にしたいという意気込みを感じるのは私だけでしょうか。

1913年Merchants Parcel Delivery(商人小包配達)に改称。伝令だけでなく、小売り業者の小包も配達する会社になったということです。私の想像ですが、「どうせお客様の所に行くのであれば、伝令だけでなく物も届ければ一石二鳥」と考えたのではないでしょうか。

1919年United Parcel Service(小包サービス連合)に改称。現在の名前になりました。この場合のUnitedはthe United States of AmericaからとったUnitedかもしれません。この年にシアトルからカリフォルニア州オークランドに進出していますから、将来はアメリカ全土に配達網を広げようという意気込みがあったのかもしれませんね。その意気込みは1975年に達成されます。この頃にはデパートメントストアの小売り荷物を購入者に届ける業務が大きくなっていたようです。

1975年、全米に配達網を広げるとともに、カナダのトロントでも業務が開始されます。翌76年には西ドイツで業務開始、ヨーロッパへの進出を果たします。

1989年、ヨーロッパ、中東、アフリカおよびアジアにも配達網が広がり、現在220か国で業務を行っています。一日に扱う荷物の量は1400万個に達しています。尚、21世紀初めより、自身による小売業にも進出しています。

ここで止まらないのがUPSです。独自のナビゲーションシステムにより輸送燃料を節約、また、繁忙期の渋滞対策としてでしょう。商用ドローンによる配達もいち早く実験、導入しつつあります。

アメリカにおいてシェアを分かつのがFedEx、ヨーロッパではDHLと覇を競っています。このような巨大なライバルがいることが、更なる企業発展の原動力となっているのかもしれませんね。ITシステムの構築にも長く力を入れています。

S&P500投資信託を買うということは、UPSの株主になるということです。

参考

21夏S&P500第51位ユナイテッド パーセル サービス B(UPS)

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次回は140年の歴史を持つ医薬品企業を取り上げます。

奇跡をくださいーイーライリリー・アンド・カンパニー

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