楽々毎日百円投資術!
こんにちは!
ug(ゆーじ)です。
2021年のアメリカ株式市場もついに最終日を終えました。いつまで上がり続けるのだろうかと訝しい気分になるほど、少し下げては上げてという波が繰り返された1年でした。楽々毎日百円投資術のような定額定期積立の場合、大幅に下落するときほど多くの口数を買えます。もちろん将来受け取る利益も多くなります。その意味では、やや残念な一年だったと思わざるを得ませんでしたね。
今回のボーイングは、飛行機、ヘリコプター、ロケット、人工衛星、通信機器、およびミサイルを製造、世界中に販売する世界最大の航空宇宙機器メーカーです。また、2020年時点の売上高に拠れば、世界で3番目に大きな防衛産業を請け負う企業です。民間航空機、防衛・宇宙・セキュリティ、グローバルサービス(先の2部門に対するサプライチェーン、エンジニアリング、及び、改修&メンテナンス)、キャピタル(航空機金融と宇宙防衛金融2部門におけるリース及び貸付)の4部門を主体としてサービス展開しております。
※2021年夏S&P500時価総額順位
※時価総額の順位はその時々の株価により変化します。
ボーイング(BA) 航空宇宙 & 防衛
業種:航空宇宙 & 防衛
株価:202.71ドル(2021年12月30日終値)
時価総額:約1,211億ドル
近年の売上高を見てみましょう。
2018年12月期 約1,011億ドル
2019年12月期 約848億ドル
2020年12月期 約587億ドル
2021年12月期 約650億ドル(予想)
2022年12月期 約872億ドル(予想)
一株利益-14.73780ドル、配当はありません。自己資本比率は-9.42 %。マイナスなのは、自社株買い等による株主還元策の為です。
純利益
2018年12月期 約105億ドル
2019年12月期 約-6億ドル
2020年12月期 約-119億ドル
2021年12月期 約-0.8億ドル(予想)
2022年12月期 約38億ドル(予想)
2019年、2020年と大幅減益、そして、赤字となりました。2021年は回復傾向にあります。2年に渡る経営難は、2018年10月にインドネシアで、2019年3月にエチオピアで起きた墜落事故がきっかけとなりました。同社航空機の運航停止や乗り入れ禁止措置が各国で広がり、2019年4月中のボーイングの旅客機の受注数はゼロとなるなど、同社製品が売れなくなってしまったのです。結果として1997年以来の純損益となりました。2020年、コロナ禍の厳しい経営環境がのしかかり、3万人という大規模リストラに取り組みました。航空機も徐々に売れ出しはしましたが、それでも純損益120億ドル近くとなり、企業存続の危機と言われるほど大きな赤字となりました。2021年は民間機引き渡し件数が前年比2倍超えとなる旨、12月になって発表がありました。それでもまだまだ赤字のようですが、急回復であることも事実です。2022年以降の伸びに期待します。
S&P500(または全米株式)投資信託を積み立てるということはボーイングの株主になるということです。
参考記事
昨年同時期調べのデータについての記事です。
次回、
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21夏S&P500第70位ボーイング(BA) 航空宇宙 & 防衛
(投資は自己責任で)
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