歴史的安値の電力株

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こんにちは!

ug(ゆーじ)です。

電力株で大変なことが起こっています。東北大震災が起こった2011年には福島の原子力発電所の事故が起こり、その後、電力会社株は大暴落しました。そして、日本最大の電力会社である東京電力は、廃炉の費用が嵩む関係で現在も株価が低いままです。今回はそれ以外の電力会社、特に中部電力、中国電力、北陸電力、東北電力、九州電力で株価の大幅下落が起きています。しかも大震災後の無配当時期とは違い、今回は概ね安定配当なのに。

※その後、原油の急激な価格上昇で赤字決算発表となり、配当の減額が発表されました。

正に歴史的安値なのです。

下落の理由は、火力発電比重の高い日本の電力株について、二酸化炭素排出量が多いとして海外機関投資家が見切りをつけたと言われています。つまり見放されたわけですが、これってネガティブな話でしょうか。実は私のような弱小投資家からすれば朗報なのです。何故なら海外機関投資家によって吊り上げられていた株価が買い易い価格まで落ちてきたということだからです。

実は電力株は長年の間、どの会社も毎年50円から60円程度の配当を出していて、2%前後の利回りを獲れる株だったのですね。株価も一番安い北海道電力ですら100株で20万円以上、平均して30万円位はしていたのです。それが東北大震災における原子力発電所事故の後、日本中の原子力発電所が停止されることになりました。電力会社はその時期に利益を上げるのが難しくなり、2012年を底として株価は大幅下落しました。配当も数年に渡って0円となりました。その後、各電力会社の経営努力により配当が出始め、特に中部・関西・中国・東北・沖縄の五社は、大震災以前と同等か近い配当を安定して出せる程に回復してきました。配当は以前に近い額に戻ったにも関わらず株価は以前の半額にも満たないという、配当狙いの投資家からすれば中々に嬉しい状況が既に出来ていましたが、ここに来ての大幅下落により、嬉しい状況に拍車がかかりました。

それでは各社の株価と配当、利回りを見てみましょう。

どうでしょうか。最も利回りの低い北陸電力ですら税込み2.77%、最も高い東北電力は税込み5.41%という高配当です。黄色がここ数年安定配当を続けている会社です。

さて、日本の車を全てEV車にすると大臣が発言するこの時代、全国に電力網を持つ電力会社が衰退するなど有り得るでしょうか。もちろん、一時的に今より株価が下落することもあるでしょう。その時はどうするか。もちろん、より利回りの高くなった株の買い増しですね。そして、得られた配当で株を買い増しするか、あるいは、楽々毎日百円投資術により投資信託の購入原資にする。そうすれば、放っておいても資産増加という嬉しい未来が待っています。

具体的に毎年いくら配当が入るのか。

最も利回りの高い東北電力

100株購入73,900円では毎年4,000円

1,000株739,000円では毎年40,000円

これはNISAを利用すれば無税で受け取れる配当です。楽々毎日百円投資術に必要な金額は年に24,000円ですので、これだけで何もしなくても投資を続けられる環境は完成します。

尚、ugは2021年のNISA 枠を既に使い切っております。NISA枠を使えるようになる来年まで今の価格が続くのか否か。気になるところです。(^^;

次回、

21夏S&P500第31位エクソン モービル(XOM)

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