株式市場の動向は思いの総和

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楽々毎日百円投資術!

こんにちは!

ug(ゆーじ)です。

世界中の証券取引所同様、東京証券取引所では値幅制限というシステムがあります。前日終値を基準に極端な値動きを防ぐためにあります。世の中には過剰に反応する人の割合がとても大きいので、高くなるにしろ安くなるにしろ行き過ぎることがあります。そんな時の為に作られたシステムです。

東京証券取引所の値幅制限はこのように設定されています。安くなる方向に値が動く場合はストップ安、高くなる方向に値が動く場合はストップ高と言って、いずれも価格変動の行き過ぎを防ぐために一旦取引が停止されます。

ストップ安というのは、何か特別なマイナスの要因が出た時に、それまで保有していた人が一気に株を売ってしまおうする場合に起きます。例えば、倒産危機と報道されたとすれば、そんな会社の株を持っていてもお金をどぶに捨てるようなものだと株保有者は考えるでしょう。そして、潰れる会社の株を買っても仕方がないと誰も買おうとしない。言わば投げ売り状態となるわけです。

「永久に買い手が現れなくて、ただにならざるを得ないのでは?」

ところがそうでもないのです。その会社が保有する財産を引き継ぎたいと思う人が現れるなど、色々な理由の中で最終的にはどこかで落し処が決まるのが市場というものなのですね。

ストップ高は逆に「だれも売りたがらない」時に起きます。ある会社がとてつもない商品を開発した、あるいは開発に着手した、将来有望である。世界中の誰もがその会社の株を欲しくて仕方がない状態になる。既にその会社の株を持っている人はその株を手放したくない。そんな時にストップ高は起こります。「その株を売ってくれ!」「いや、売らない!」当然値段は釣り上がって行きます。

ストップ安、ストップ高共、値幅制限まで達した段階で取引は停止となります。場合によっては翌日に改めて取引開始、その際は前日の制限一杯の価格から取引は始まります。

前日取引時間終了後から取引が始まるまでの間に投資家は考え続けます。「今より高くても買い続けるのか?」「もう売った方が良いのではないか?」「充分に利益は出るではないか?」「今より高く買って将来利益が出るのか?」そんな問答の中で折り合いがついた時に売買が成立します。

ストップ安、ストップ高という極端な例を挙げましたが、株価というのは、全てこのような思いと思いのバランスの中で価格が決まることを憶えておきましょう。言わば「市場は思いの総和」であるわけです。そして、思いの表現手法が投資ということになります。

2020年夏、現在の経済環境の中で「なぜこれほど株価が上がるのか?」と疑問を持たれる方は沢山いらっしゃると思います。わけがわからない時は思い出すと良いでしょう。全ての取引は心と心、つまり思いの総和で決まるということを。自分の気持ちに立ち戻って考えれば、その後の行動をどうするべきかはおのずとわかってくるでしょう。

さて、思いが投資という手法になり、投資行動の集合が市場を形成します。その辺りについても記事にしております。気になる方は読んでみると良いでしょう。投資について多面的に考える材料になると思います。

市場は投資の総和

次回は株式売買手数料について現状を見てみることにします。

お金持ちは読まなくて良し(株式売買手数料無料増えてます)

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