世界最お得級、それがバンガード銘柄!

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こんにちは!

ug(ゆーじ)です。前回記事でご紹介したETFの経費率を見てみましょう。

SPDR S&P500ETFトラスト(SPY) 経費率0.09%

iシェアーズ S&P500ETF(IVV) 経費率0.04%

バンガード S&P500ETF(VOO) 経費率0.03%

バンガード トータルストックマーケットETF(VTI) 経費率0.03%

全体的に0.1%を切っていてとても安いですよね。とは言え、SPDR S&P500ETFトラスト(SPY) 経費率0.09%が比較すると高いですよね。これは、このETFが最も古くから運用されていることに起因します。昔はETF自体の数が少なかったので経費を比較されることそのものが無かったのですね。そしてiシェアーズ S&P500ETF(IVV) の経費率0.04%ももの凄く安いですよね。でも特筆すべきは、バンガードバンガード S&P500ETF(VOO)と、同じくバンガード トータルストックマーケットETF(VTI)共に経費率0.03%!

これはたぶん全世界のETFの中でも間違いなくトップ級の経費率の低さでしょうね。そしてこのETFを売買することで運用している二つの投資信託それが、

SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド(愛称:SBI・バンガード・S&P500)

信託報酬0.0938%/年程度。バンガードS&P500ETF(VOO)をマザーファンドとする投資信託です。現在SBI証券で売買することができます。(全米トップ500社の株価を元にした指数連動を目指して運用)

楽天・全米株式インデックス・ファンド(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全米株式))

信託報酬0.162%/年程度。バンガード トータルストックマーケットETF(VTI)をマザーファンドとする投資信託です。現在楽天証券・SBI証券で売買することができます。(全米上場企業ほとんどすべての株価を元にした指数連動を目指して運用)

全米トップ企業、全米上場全銘柄、どちらを選ぶかはあなたしだいですが、いずれにせよ、過去、現在、そしてこれからも、投資信託の銘柄を選ぶ時に必ず見ておいた方が良いのがバンガードの銘柄です。

バンガード・グループは世界最大級の投資信託運用会社です。設立は1975年5月1日、世界で最初にインデックス・ファンドを立ち上げた運用会社でもあります。詳しくはおいおい話していきますが、肝心なのはこの会社がとことん顧客のために存在しているということ。運用に無駄な費用をかけないことを徹底しているからこその信託報酬の安さ、そして、それを理解する投資家がいるからこその世界最大級なのですね。

インデックス・ファンドを簡単に説明すると、ある市場に取り上げられている会社全てに常に同じバランスで投資をしていくということです。常に同じバランスで機械的に株を買い付けするので、いわゆる投資判断をする必要がありません。ということは、判断する人に多額の給料を払う必要が無いということになります。カリスマ経営者・カリスマトレーダーは必要無いのです。一部の会社だけに投資資金を集中させることもありません。どこかの会社の経営が傾いたせいで一気に資産がなくなるということもありません。投資を始めるなら余計な思惑の絡んでこない、そして、経費の安いインデックスが良いと思います。

上記二つのバンガード銘柄はどちらも全てアメリカ企業の株で運用されます。言わばアメリカ経済そのものを買うというわけです。ugは投資の基本としてアメリカ株主体の投資信託が良いと考えています。

何故アメリカなのか?

第一に日本は少子化でどんどん人口が減っていきます。つまりは長期的に見て経済が縮小していくことになります。対してアメリカは現在も人口が増えています。つまり長期的に見て経済は拡大していくことになります。たとえ一時不景気になったとしても、必ず拡大に転じていくでしょう。

第二に現在世界で投資に回っている資金の多くがアメリカに投資されています。ということは、仮に売りたくなった時に誰かが買ってくれることになります。売りに困るということはほとんど考えられません。そしてそれは市場が買い支えられ易い、そして上昇しやすいということでもあります。

第三にアメリカ企業そのものが世界中の国に支店を持ち投資をしています。つまりアメリカに投資するということは何もしなくても世界に投資していることになります。そして、アメリカ企業の情報収集能力の高さは目を見張るものがあります。仮にどこかの国が財政破綻するとしても、アメリカ企業は事前に察知して撤退等の手を打つでしょう。情報収集能力に劣る一般人である私たちが直接外国に投資するのに比べて遥かに安全だと言えます。

つまり私達投資家は定期的に無理のない範囲で投資してさえいれば良いのです。株価が下がった時に慌てて売らないことだけに意識を集中すれば、その先には幸せな未来が待っています。(^^)

尚、バンガードは世界中で資産運用している会社なのでアメリカ以外の先進国・新興国に投資しているETFなどもあります。例えばVG FTSEオールワールド(除く米国) ETF(VEU)がそれにあたります。経費率は0.08%とやはりとても安いですね。通常、多数の国の株式を買付ける場合経費率はアップしますが、バンガードの場合はそれでも0.08%です。アメリカ以外の国を扱う投資信託を買いたくなった時も、最初に必ずバンガード銘柄のマザーファンドを調べた上で、商品選択することをお勧め致します。

次回は松井証券での投資信託毎日買付手順をお教えします。

投資信託毎日買付手順(松井証券)

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