ジュニアNISA、ここ少し心配

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こんにちは!

ug(ゆーじ)です。

ジュニアNISA、名義上は子供の名前で口座を開きます。実際の運用は保護者がやることを前提としています。

ジュニアNISAの宣伝文句

  • 株式・投資信託運用益非課税
  • 長期運用でお子様の教育資金作りに活用してはいかがですか?
  • 資産贈与に利用しては?

金融庁のホームページにはこんな文言

「ジュニアNISA口座からの払出しは、口座開設者が3月31日時点で18歳である前年の12月末までできません。これはジュニアNISAが、進学や就職といった子どもの将来のための資産形成を目的としていることによるもので、払出し制限を設けることで中長期的な観点での資産形成を即す狙いがあります。」

ではugの意見を述べさせていただきます。

株式・投資信託運用益非課税

花〇です。

資産贈与に利用しては?

死期が近づいてから大金を一度に贈与すると贈与税がかかります。大金持ちが早めに分割贈与するのは意味がありますが、だからと言ってジュニアNISAを利用すると有利な点って何?ついでに運用益非課税で投資してはとどうかということなのでしょう。それだと5年は結構短いですけれどね。つまり資産贈与とジュニアNISAを結びつける意味はあまり感じられないですね。

長期運用でお子様の教育資金作りに活用してはいかがですか?

金融庁のホームページでも「進学や就職といった子どもの将来のための資産形成」と書いてありますね。もし、子供の誕生直後から大学進学までの18年間を投資信託で運用したならば、元金が増える可能性はかなり高いですね。でも5年だとどうなのでしょう?株式市場では大暴落はおよそ10年毎に起きています。大暴落時に勇気をもって買い続けられてこそ資産の大幅増加がもたらされます。10年、出来れば15年以上あれば、ほとんどの場合資産は増加しますが、5年だと減らした時点で制度終了になる可能性が大いにあります。NISA、iDeCoの制度を利用して、2020年2月からの大暴落で資産減少させて怒っている投資家たちがそれにあたります。投資の成功、不成功は投資期間のどこで鋏を入れるかでまるっきり違ってきます。つまり辞め時が大事ということです。5年で終了はかえって資産減らしで終わる可能性が高い。しかも、残り4年無いことを考えると、制度終了時点で納得いくほどの資産増加は難しいでしょう。元来、間近で使うことが決まっているお金を注ぎ込むということは、投資ではなく、ギャンブルです。あなたは子供の教育資金でギャンブルするつもりですか?子供が誕生した瞬間にその後の教育資金がいくら必要か位は計算できるもの。本当は教育資金としての貯蓄については所得税を控除する位の制度があると良いのですが、無いものねだり。地道に貯蓄することをお勧めする次第です。

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次回、

ジュニアNISA、ug家はこう利用する

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